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複数の商材や事業部を持つ組織では、すべてのクローズ済み取引から 1 本のグラフを作ると、別々の営業プロセスが混ざってしまいます。パスウェイのスコープ を使うと、取引の条件ごとにグラフを分けて構築し、進行中の取引にはその条件に合うグラフを自動で適用できます。
この機能は必要になった組織だけが使います。単一の商材・単一の営業プロセスであれば、このページは読み飛ばして構いません。

仕組み

  • スコープは「名前付きの取引の条件」です。条件は取引一覧のフィルターと同じ形式で指定します
  • 1 つの条件が グラフの材料適用先 の両方を兼ねます。学習に使った取引と、適用する取引が必ず一致します
  • スコープには優先順位があり、取引は 上から順に最初に一致したスコープ のグラフで予測されます
  • どのスコープにも一致しない取引は すべての取引(条件なしのグラフ)で予測されます。これは常に最後の受け皿として残り、削除できません

パスウェイを新しく作る

パスウェイの作成・編集・並び替え・削除は 管理者 のみが行えます。取引ごとの適用先の固定だけは 書き込み 以上でできます。
  1. サイドバーの Pathway(α) を開き、上部の スコープ のセレクタから パスウェイを新規作成 を選びます。
スコープのセレクタ
  1. タイトル を入力し、対象の条件フィルターを追加 から条件を指定します。条件は 1 つ以上必要です。
  2. 条件を入れると、材料になるクローズ済み取引 の受注・失注の件数と、対象の取引の一覧がその場で表示されます。受注・失注がそれぞれ 5 件以上あるのが目安です。下回っても構築はできますが、地図は粗くなります。
パスウェイを新規作成
  1. 保存 をクリックします。
作った直後はグラフがまだありません。セレクタに グラフ未構築 と表示され、中央の グラフを構築 から グラフを構築する と同じ手順で構築できます。材料はそのスコープの条件に一致するクローズ済み取引だけです。 グラフ未構築の状態
グラフ未構築のスコープに一致する取引は、構築が終わるまで「すべての取引」のパスウェイで予測されます。予測が止まることはありません。

条件を直す・順番を変える・削除する

スコープを選んだ状態で、画面右上のメニュー(縦三点アイコン)を開きます。条件を編集優先順位を変更(スコープが 2 つ以上あるときに表示)、このパスウェイを削除 が並びます。 スコープの操作メニュー 優先順位は上から順に判定されます。「すべての取引」は常に最後で、位置を動かせません。並び替えただけならグラフを作り直す必要はありません。スコープを削除すると、一致していた取引は次に一致するスコープか「すべての取引」に戻ります。 優先順位を変更
条件が重なるとき複数のスコープに同じ取引が一致する場合、その取引は優先順位の高いスコープで予測されますが、グラフの材料としては両方のスコープに含まれます。件数のプレビューを見て、意図しない重なりが無いか確認してください。

取引ごとに適用先を固定する

自動判定ではなく特定のパスウェイを使いたい場合は、取引詳細の Pathway タブにある スコープ から選びます。 取引ごとのスコープ 別のパスウェイを選ぶと、その取引はそのパスウェイに固定され、条件が変わっても動きません。固定した後は選択肢に 条件による自動判定に戻す が増え、これを選ぶと解除されます。固定を変えると読むグラフが変わるので、予測を取り直してください。変更には 書き込み 以上のロールが必要です。

使っているときの注意

  • 取引一覧の受注確率とヘルス、ダッシュボードの指標は、取引ごとに適用されたパスウェイの値です。異なるスコープの受注確率を単純に比較しないでください
  • Pathway ページの 受注確率の分布 は、選んでいるスコープの進行中取引だけが母集団です
  • 条件に使っているプロパティを削除すると、一致していた取引は「すべての取引」のパスウェイに戻ります