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# データモデルの全体像

Stockwork で扱うデータは、大きく **CRM オブジェクト**、**活動ログ**、**録音データ** の 3 層で構成されています。各機能を使い始める前に、これらの関係を把握しておくとスムーズに理解できます。

## オブジェクト関係図

```
会社
 ├── 取引
 │    ├── 商談ログ ─── 商談音声
 │    │    └── タスク
 │    ├── 取引分析
 │    └── 取引スコア
 │
 └── コンタクト
      └── コールログ ─── 商談音声
```

* **会社** を頂点として、**取引** と **コンタクト** がぶら下がります
* 取引の中で行われる 1 回 1 回の商談が **商談ログ** です
* コンタクト個人に対する架電が **コールログ** です
* どちらのログにも、録画・録音データである **商談音声** が紐づきます
* 取引には **取引分析** と **取引スコア** が紐づき、商談ログの内容をもとに AI が生成します

## 各オブジェクトの役割

### CRM オブジェクト

| オブジェクト    | 説明                                | 例                |
| --------- | --------------------------------- | ---------------- |
| **会社**    | 取引先となる企業。すべてのデータの起点               | 株式会社 ABC         |
| **取引**    | 会社に対する個別の商談案件。金額・ステージ・受注確度などを管理する | ABC 社 - 新規導入案件   |
| **コンタクト** | 会社に所属する担当者個人。電話番号やメールアドレスを持つ      | 田中太郎（ABC 社 営業部長） |

会社には複数の取引とコンタクトが紐づきます。取引は商談の「案件」単位、コンタクトは「人」単位でデータを管理する軸です。

各 CRM オブジェクトは、標準のコアフィールドに加えてカスタムプロパティで自由に拡張できます。詳しくは[プロパティ](/guide/crm/properties)を参照してください。

### 活動ログ

| オブジェクト    | 親     | 説明                                      |
| --------- | ----- | --------------------------------------- |
| **商談ログ**  | 取引    | 取引の中で行われた 1 回の商談の記録。AI 要約やタスク自動生成の対象になる |
| **コールログ** | コンタクト | コンタクト個人に対する架電や商談前の活動記録                  |

商談ログとコールログは同じ構造を持ちます。どちらも **商談音声** が紐づき、**AI 要約** や **横断分析** の対象になります。

### 録音データ

| オブジェクト   | 説明                                     |
| -------- | -------------------------------------- |
| **商談音声** | 1 回の商談・コールの録画録音データ。文字起こしテキストと話者分離情報を含む |

商談音声は商談ログ・コールログの両方に紐づく、Stockwork へのデータ入力の起点です。Web 会議ボットによる自動録音、ブラウザ録音、ファイルアップロードの 3 つの方法で取り込めます。

## AI 分析の構造

Stockwork の AI 分析は、**ログ単位の分析**、**取引単位の分析**、**横断分析** の 3 つのレイヤーで構成されています。

### ログ単位の分析

```
商談ログ ──→ AI 要約（1 件ごとに要約を自動生成）
             タスク（商談内容から次のアクションを自動生成）

コールログ ──→ AI 要約（1 件ごとに要約を自動生成）
```

個々の商談ログ・コールログに対して、AI が内容を要約します。商談ログからは、取引に紐づく **タスク** も自動生成されます。

### 取引単位の分析

```
取引
 ├── 商談ログ 1 ──→ 取引分析 1
 ├── 商談ログ 2 ──→ 取引分析 2（分析 1 の結果を引き継ぐ）
 ├── 商談ログ 3 ──→ 取引分析 3（分析 2 の結果を引き継ぐ）
 │                       :
 └── 取引スコア（取引全体を数値でスコアリング）
```

**取引分析** は、取引内の商談ログを 1 件ずつ時系列に沿って分析する逐次累積型の機能です。新しい商談ログが追加されるたびに、前回の分析結果を引き継いで最新の分析を生成します。商談が進むにつれて分析が深化していく仕組みです。組織ごとに複数の分析プロンプト（分析観点）を設定でき、それぞれ独立した分析チェーンが構築されます。

**取引スコア** は、取引に紐づく商談ログの内容を総合的に評価し、あらかじめ設定したスコアリング基準に基づいて案件の健全性を数値（1-10）でスコアリングする機能です。

| 機能        | 出力               | 特徴                    |
| --------- | ---------------- | --------------------- |
| **取引分析**  | 自由記述の分析テキスト（定性的） | 逐次累積型。商談が追加されるたびに深化する |
| **取引スコア** | 数値スコア + ランク（定量的） | 基準に基づく定量評価。都度最新に置き換わる |

### 横断分析

```
商談ログ群 ──→ 商談ログ横断分析（複数の商談ログをまたいだパターン分析）
コールログ群 ──→ コールログ横断分析（複数のコールログをまたいだパターン分析）
```

横断分析では、1 件ではなく複数のログを対象に、傾向や変化を分析します。

## データの流れ

Stockwork における典型的なデータの流れは次のとおりです。

```
録音        文字起こし      ログ作成         AI 分析          アクション
──────── → ──────────── → ──────────── → ──────────── → ────────────
商談音声     自動テキスト化   商談ログ /       AI 要約          タスク自動生成
             話者分離        コールログ       取引分析         取引スコア更新
                                            横断分析         通知・レポート
```

1. **録音**: Web 会議ボット・ブラウザ録音・ファイルアップロードで商談音声を取り込む
2. **文字起こし**: 録音データを自動的にテキスト化し、話者を分離する
3. **ログ作成**: 文字起こし結果をもとに商談ログまたはコールログを作成する
4. **AI 分析**: ログの内容を AI が要約し、取引分析・横断分析・取引スコアを実行する
5. **アクション**: 分析結果からタスクを自動生成し、ワークフローで通知やレポートを自動化する
